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Channel: 究極の物理勉強法~たとえ話と微積分で高校物理が楽しくなる
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大学の物理にもスムーズにつながる!紋次郎さん

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今日は、受講生の紋次郎さんの感想をご紹介します。

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私は現在48歳の社会人です。5.6年前に田原先生の講座をフルセットで購入しました。ご丁寧なメールもいただきましたが、講座の方は残念ながら仕事が忙しく、全て目を通せなかったので、昨年再び応用セットをを購入することにしました。


学習能力が低いため、再び同じような状況になっていますので、更新のため、私のつたない受講動機などを書き綴ってみたいと思います。


私は大学は物理学科を出てそのあと8年ほど高校で教員をしていました。
その時は物理と数学を教えていて、座右の書は、業界で有名な故坂間先生と山本先生の必修物理→新物理入門でした。


生徒の質問の答えに窮すると新物理入門を見て、一生懸命答えを考えていました。高校生相手の参考書なのにごまかしのない記述は感動的でした。


その後、教員をやめて民間へ転出し、あるとき何気に書店で田原先生の著書を手に取り、なにかとてもなつかしいにおいがしました。


新物理入門と同じく教科書の枠にとらわれず、本質を伝えようとする情熱と、経験と努力に裏打ちされた工夫が感じられる伝え方に興味をもって、早速買って読み、その後ネットでここを見つけ、講座を購入しました。


今再び応用編を少しだけやり直してみて、繰り返し衝突のグラフを使った視覚的な解法など、市販の参考書にはない斬新な教え方に、遠い昔ですが、自分が受験生のときこういうものが身近にあれば、ずいぶん救われた人がいただろううなぁと感心することしきりです。


たぶん血のにじむような研究と努力があったのではないかと勝手に推察しております。微積を使わずに物理を学ぼうとすると、どうしてもごまかしがでてきて、教える側も教わる側も多少のもどかしさを感じるものですが、ここにはそれがなく、すっきりと説明され、大学での物理にもスムーズにつながると思います。


学生時代、高校の物理の呪縛から逃れられずにいる同級生も目にしました。素直に微積分を導入すれば、つながりもスムーズになるのにと今更ながら思います。


いい歳をした大人ですが、これからも物理とはかかわっていきたいと思っております。田原先生には、林先生のようにガンガン活躍され、受験物理の世界に名前をとどろかせてほしいと思っております。陰ながら応援しています。駄文失礼いたしました

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紋次郎さんのように、大学でも物理を学び、物理教員としての経験もある方が、「田原の物理」を評価してくださるのは、とてもうれしいです。

「高校物理の呪縛」なんていう言葉がなくなる日を目指して、さらに精進したいと思います。

物理の問題を自力で解けるようになるためにどうしたらよいか?

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田原です。
こんにちは。

数学や物理の問題をすらすら解けるためには、

問題を解けるような「思考回路」を頭の中に作る必要があります。

この思考回路を作っていくためには、

「アウトプットされたもの=解答」

を見て考えるだけでは不十分です。

それは、なぜでしょうか?


問題を解いた人は、いくつかの解法が頭に浮かんで、しばし考えた後、解答を書いたのではないかと思います。

これは、解答用紙には出てきませんが、問題を自力で解けるようになるためには、とても重要なプロセスです。

解答には書いていない部分=選ばなかった選択肢

これに着目することで、

「どうして解答のやり方を選んだのか」

を考えられるようになるのです。


生徒に、自力で問題を解けるようにすることができる教師は、解答を書き始める前に、自分が頭の中でやっているプロセスを示します。


この部分の重要性を説き、常に全体像と、目の前の問題との関係性を意識させて、体系の中で部分を位置づけながら、自分の思考体系を相手に伝えていきます。



伝え方には、いろんな方法があります。

直接、教える場合もあれば、生徒が自分で発見できるようにデザインする場合もあります。

しかし、それは、手段の違いであって、相手に獲得して欲しいものは、共通しているのではないかと思います。


高校生のときの僕は、理系の勉強法がよく分かっていませんでした。

ようやく成績上昇の糸口がつかめたのは、浪人生の秋でした。

参考記事 「思考回路を学ぶ重要性に気づいた」

成長をすることができる場

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自分を成長させていくためには、新しいことへの挑戦が欠かせません。

今まで経験したことのないことをやってみることで、知識の幅が広がり、それを今までの経験と統合していくことで理解が深まっていくのです。

しかし、新しいことへの挑戦を妨げるものがあります。

それは、失敗への怖れです。

やってみてうまくいかなかったら恥ずかしいという気持ちが、挑戦にブレーキをかけてしまいます。


僕も大学生くらいまでは、このような気持ちがあって、おもいきった挑戦ができませんでした。

でも、仕事をするようになってから気がついたんです。

目の前には、常に次の4つの可能性があるということを。


(1)挑戦しない→成長のチャンスを逃す

(2)挑戦してうまくいく→成長する

(3)挑戦して失敗する→成長する

(4)挑戦して大失敗する→ダメージを負う


そして、この中で一番まずいのは(1)だと思いました。それで、(1)を選ばないように決断するようにしました。


次にまずいのは(4)です。多額の借金を背負ってしまったり、誰かに大きな迷惑をかけてしまったりすると、取り返しがつかないことがあります。


それで、(2)と(3)を選択しようとするのですが、(2)と(3)のどちらかを自分で選ぶことは不可能です。確実に成功することが分かっていることを「挑戦」とは言わないからです。


でも、(2)と(3)であれば、どちらに転んでも成長することができます。


最初はうまくいかなくても、その原因を分析して改善していくことで、だんだんうまくいくようになっていき、新しいスキルが身についていきます。


(1)を選択しないということは、決断によってできます。

(4)を選択しないためには、リスクの見積もりが重要です。

最悪な事態になったとしても、この程度だという見積もりができれば、安心して挑戦できるのです。


挑戦し続けることを決断し、リスクの見積もりをした上で行動する


このように考え始めると、ダメージを負わない失敗というものが、とてもポジティブなものに感じられるようになりました。


そのような失敗をするということは、自分が、(2)と(3)の道を選択できている証拠だからです。




僕が、ライブ講義のときに【態度目標】として参加者の皆さんに示している言葉があります。


それは、

・間違いを怖れずチャットボックスに書き込むこと
・他の人の質問に回答していくこと

です。


ライブ講義で間違ったことを書き込んだって、取り返しのつかないダメージを負うわけではありませんよね。

だから、どんどん挑戦して欲しいと思っています。

「挑戦することは、よいことだ」

という雰囲気、文化を作っていきたいです。

そして、1年間やってきて、そのような文化がすでに育ってきたと感じています。


僕自身も、人に言うだけではなく、それを実行したいと思います。


これからも、リスクを見極めたうえで、おもいっきりチャレンジするので、楽しみにしていてくださいね。

北海道大学総合入試理系総合科学選抜群に合格!montaさん

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フィズヨビ受講生のmontaさんは、ライブ講義に積極的に参加してくださいました。

さらに、MITルーウィン教授翻訳プロジェクトにも勇気を出して参加してくれています。

失敗を怖れずに挑戦するという選択肢を選べているmontaさんは、自分自身を「成長できる場」に置くことができている人だと思います。

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僕がフィズヨビに出会ったのは現役時代のセンター試験の1日目の夜でした。センター試験の1日目の手ごたえで浪人を覚悟したのを鮮明に覚えています。今考えればこの姿勢が間違いだったと反省していますが、そのおかげでフィズヨビに出会えたと思うと少し複雑です。


本格的にフィズヨビで勉強しだしたのは浪人が決まってすぐでした。
自分にとっての物理は公式を覚え、それをただ当てはめるだけの勉強で勉強しているという実感が全く得られませんでした。しかも公式を覚えても、問題集の簡単な問題しかできず、模試では全く点数が取れませんでした。そんなつまらない物理に苦しめられていた僕を救ってくれたのが田原の物理でした。


田原の物理で良かったと思うのは、歴史的背景もわかりやすく説明したうえで、それを無視せずに物理の説明をしてくれたことです。
最初に大まかな流れが頭に入っている状態での勉強は今までの暗記物理とは比べ物にならないくらい理解しやすかったです。


また、反転授業など今まで一般的に行われていなかったことも積極的に行っていく田原先生の方針も好きでした。ライブ授業のたびにとてもいい刺激があり、勉強のモチベーションがかなりあげることもできました。


僕は北海道大学を受験しましたが、北大の物理について質問したら、とても丁寧に答えてもらえたこともうれしかったです。受験の前日はホテルに持って行ったパソコンで田原の物理を倍速で再生して苦手なところや不安なところをずっと見ていました。そのおかげか、なんとか合格でき、苦手な物理も田原の物理をやる前とは比べ物にならないほどレベルアップしていることも実感でき、本当にいい経験だったと思います。


この一年で学んだことが無駄にならないように、勉強は続けようと思います。大嫌いだった物理を、こんなにも楽しいものに変えてくださった田原先生には本当に感謝しています。
ありがとうございました。


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フィズヨビ生と関わる大人の一人として、挑戦し続ける姿を見せたいというメッセージが、montaさんにしっかりと伝わっているのが、うれしいですねー。

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後期になると模試の点数が下がる理由

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受験生は、1年間でたくさんの模擬試験を受けると思います。

今日は、その模擬試験の仕組みについての話です。




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高校時代の成績があまりよくない状況で浪人すると、まじめに勉強しても、模擬試験の成績がなかなか上がりません。


特に、夏休みに一生懸命勉強して、自信を持って望んだ9月の模擬試験で成績が上がるどころか落ちてしまったりすることが多々あります。


これで、自信を失ってしまった受験生を数多く見てきました。


しかし、模擬試験がどのように作られているのかということを考えると、原因が分かり、力がわいてくると思います。


(1)前期と後期とでは、模擬試験のレベルが違う

これは、知らない受験生が多いと思います。


前期の模試では基本問題が多いのに対して、後期になると応用問題が多く含まれるようになります。


ですから、単純に点数を比べると、前期の模試に比べて後期の模試点数が一時的に落ちるということが頻繁に起こります。


前期に基本解法を学び、夏休みに一生懸命復習し、9月に模擬試験を受けると、応用問題がたくさん出て沈没・・というのが、典型的なパターンです。


模擬試験の難易度が上がっていると言うことに気がつかず、

「努力が報われなかった」

「やっても無駄だ」

と考えて、意欲を落としてしまう受験生もいます。


しかし、後期に応用問題への対応方法を学んでいくことで、少しずつ改善していきます。


(2)前期と後期とでは、出題範囲が違う

模擬試験を受けるのは、高校生もいれば浪人生もいます。


全範囲を学び終えている浪人生に対して、高校生は、まだ、全範囲を学び終えていません。


ですので、前期の模試では、高校生の進度に合わせて、高校生が習っている範囲から出題されます。


これは、「○○大実戦模試」のように大学名が付いている模擬試験でも同様です。


しかし、後期の模試では、ほぼ全範囲から出題されるようになります。


このため、後半の範囲に苦手分野がある受験生は、出題範囲の広がりに伴って点数が取れなくなって来ます。


でも、それは、実力が下がったのではなく、苦手分野が点数に反映されるようになっただけです。


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このように、模擬試験の難易度レベルや出題範囲について知っておくと、結果を正しく評価することができます。

模擬試験は、あくまでも途中経過ですので、点数に一喜一憂するのではなく、自分ができていないところを見つけて、改善するためにデータとして用いるのがよいですね。

物理未履修で理工系の学部に入った人が物理を学びなおす方法

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入試が多様化し、推薦で入学できる大学が増えてきました。


大学によっては、高校で物理を選択せずに、理学部や工学部へ進学することもできます。


ただし、この場合は、大学に入ってから独学で物理を学ばないと、授業についていくのが大変です。


物理を基礎とした科目がずっと続くので、遅くとも夏休みまでには、高校物理の基礎的な内容をマスターしておかないと、あとでまったく授業についていけなくなります。


先日、hiroshiさんという方から、次のようなメッセージをいただきました。


--- ここから引用 ---

物理を未履修のまま工学部に今年入学してしまったので、あまり授業についていけていないです。

なんとかしたくて、申し込みをした次第です。

--- 引用ここまで ---


自分自身の課題を直視して、行動に移しているのが素晴らしいですね。


このように、解決策を自分で探すことができる人は、きっと克服できると思います。


夏休みの終わりまでにマスターすることを目標に、高校物理の内容を学べば、大学で学んでいく基礎ができると思います。


このときにポイントになるのが、


「大学で学ぶ内容にスムーズにつながるのかどうか」


という点です。

皆さんもご存知のように、大学の物理の教科書は、微積分を当たり前のように使って説明します。


公式暗記で物理を学んできた人は、微積分が登場することに戸惑いを感じてしまうことがよくあります。


ですから、大学で学ぶ物理の基礎を固めるのであれば、最初から高校物理の内容を微積分を使って学ぶというのがよいです。


高校物理で微積分を使わないのは、物理を学び始める高校2年生の4月の段階で、まだ微積分を習っていないということが理由ですので、大学生になってから学ぶのであれば、わざわざ「微積なし」で学ぶ理由がないのです。



理系に進むのであれば、数Ⅱの微積分は学んでいるはずですから。


微積分を使って高校物理を学ぶことのできる参考書は、あまり多くありません。


『微積で楽しく高校物理が分かる本』←自著

微積で楽しく高校物理がわかる本―社会人のための再入門 (How‐nual Visual Gui.../秀和システム

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『微積で解いて得する物理』

微積で解いて得する物理―力学/電磁気学がスラスラ解ける/オーム社

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『田原の物理(力学)』 ←iPhone/iPad用電子書籍アプリ



『新・物理入門』

新・物理入門 (駿台受験シリーズ)/駿台文庫

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などがあります。

講義で学んで、Q&Aサポートなどを受けながら学ぶのであれば、

田原の物理(基本編)

があります。

実際、hiroshiさんと同じように、大学に入ってから、物理についていけないことに気づき、フィズヨビを自分で探して基本編の受講を始めた人が、フィズヨビには何人もいて、近年は、そのような方が増えています。


入試が多様化する中で、個別にいろいろな問題が生じ、必ずしもサポート体制が十分でないケースがあります。


フィズヨビでサポートできることについては、どんどんサポートしていきたいと思います。

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難しいことをわかりやすく平易に解説してくれる!safe-to-sayさん

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safe-to-sayさんは、センター試験が終わった後に、将来に備えて基本・大学編セットの受講を始めました。

「田原の物理」で高校物理を基本からやり直し、大学編へ進んだことが、大学での勉強に役立っているようです。

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私は来年度から大学2回生になるものです。


高校時代は塾に通っていませんでした。しかし私は、勉強している中で、「なぜこうなるのか?」の「なぜ?」が解決しないとなかなか進まない性格です。そのため、わからないと思ったことはインターネットで調べたり、独学用のサイトを探したりしていました。


この講座はそういう調べ物をしているときに知りました。


私は闇雲に問題を解くことが嫌いでしたし、公式の意味や証明、導出を理解しながら学びたいと思っていましたから、

「公式暗記から解放される」

という言葉は強烈に印象に残りました。


しかしこの講座を知ったのは、高校3年生の秋でしたし、今まで学校で習ってきた物理とは違い微積を使うということで結局受講しませんでした。


わたしがこの講座を受けようと思ったきっかけは、無料講義です。


センター試験の結果が悪く、志望大学のレベルを落とすことになった私は少し余裕ができたため、無料講義を受けることにしました。


衝撃でした。


もっと早く受講していればよかったなと思いました。


この講座には、大学編というものもあったので、私は迷わず受講しようと思いました。


大学で物理を学んで、私はやはり難しいと感じました。しかしこの講座は、イメージしやすく説明してくれているので、ちゃんと試験問題を解ける段階まで無理なく体系を作ることができます。


難しいことをわかりやすく平易に解説してくれ、非常に良いと思いました。
また微積だけでなく、比を使った解法などの工夫も学ぶことができます。
たとえ受講し始めるのが遅くても、phys-wikiが利用できるので手元にある問題集で理解度を確認することができます。


なので、興味を持ったら無料講義だけでも受けてみることをオススメします。


大学編も十分すぎるほど役立ち、本当に良かったなと思っています。

ARCSモデルで考える「やる気」を出す方法

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誰だって勉強や仕事をやる気がしないときがあります。
偉そうなことを書いている僕にも、そういうときがあります。


学習意欲や仕事をする意欲をどうやって高めたらいいのでしょうか?
それが分かれば、自分で自分のやる気を高めることができます。


教える仕事をしている人なら、生徒のやる気を高めることができるかもしれません。


チームで作業をしているのなら、チームメイトのやる気を掻き立てることができるかもしれません。


やる気がわいてわいて、朝起きるのが待ち遠しい!という状況を自分で作り出すことができたら・・・


毎日、エネルギーに満ち溢れて、時間が進むのがゆっくりに感じられるほど、集中できている状態を作り出せるとしたら・・・


やる気に満ちた毎日を1年間送ることができれば、すごい成果を生み出すことができそうです。


学習意欲については、様々な研究がされています。
その中でも有名なのは、ARCSモデルというもの。


聞いたことありますか?


ジョン・ケラー という人が、やる気が出る要因を次の4つに分類しました。


注意(ATTENTION)

関連性(RELEVANCE)

自信(CONFIDENCE)

満足感(SATISFACTION)



4つの頭文字をとって、ARCS(アークス)モデルと呼ばれています。


フィズヨビの講義は、10年以上の試行錯誤によって改善されてきたもので、ARCSモデルを使って設計されたものではありません。


でも、ARCSモデルに照らして考えると、どのようにしてやる気が出るような仕組みになっているのかが分かりやすいです。


まず、僕の授業は、「変なたとえ話」から始まることが多いです。


「運動方程式は先割れスプーンみたいなものです。」
「通信添削Jet会というものがあったと考えてみましょう。」


という具合です。

これは、受講者の注意(ATTENTION)を引きつけるためにやっています。

「何?それは?」

と思ってもらえると、僕の話を聞いてくれるわけです。


次に、これから学ぶことがどんな意味、効果があるのかを話します。


「自然を理解するためには、どうしたらよいか?」

「無限の自然を理解可能な形へ圧縮するために、原理から法則へと展開する法則体系を作るんだ!」

という話は、物理を学ぶ意味についての説明です。

これからやる問題と物理学の壮大なストーリーとの関連性(RELEVANCE)が分かることでやる気がわいてきます。


さらに、そのストーリーをたどりながら、基本的な問題を一緒に解きます。


その問題が、すっきりと解けることで、

「物理が苦手な自分でも簡単に解けた!」

という自信(CONFIDENCE)がわいてきます。


その結果、自分で問題演習を行って成果が出てくれば、自分の努力と成果に対して満足感(SATISFACTION)が生まれてきて、さらにやる気が増していくと思います。


ARCSモデルに照らすことで、授業の各要素がどのような働きをしているのかを自覚することができて、さらに、その働きを強めるためにどのような工夫をすればよいのか考えやすくなりますね。


これは、授業によって学習者のやる気を出すという例ですが、自分で自分のやる気を出したいときはどうすればよいでしょうか?


僕自身は、やる気が出ない場合、「自分のやっていることの意味」について考えるようにしています。


関連性(RELEVANCE)


に注目するのです。


それが、自分の人生にとってどのような意味があるのか?

それがうまくいけば、どのような道を切り開くことができるのか?



ということを考えるのです。


そして、もし意識の深いレベルで納得することができたら、使命感が生まれてきて、フツフツとやる気が湧いてきます。


やる気が出ないことで悩んでいる人がいたら、ちょっと立ち止まって、自分の人生における関連性について考えてみてはいかがでしょうか。

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「食育」がなぜ大事なの!?どのような食事が健康にいいの?詳しく解説します!

素朴な好奇心が何よりの原動力!ekさん

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ekさんの感想を読むと、学習意欲がどのようにして湧いてくるのか、とてもよく分かります。


動画講義だけでなく、ライブ講義にも、学習意欲がわくようないろいろな仕掛けをしています。


また、世界とのつながりも感じてほしいと思い、できるだけ海外の動画を使うようにしたりしています。


次のライブ講義も、いろいろアイディアを練っています。


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医学部入学を目指して勉強しています(浪人中)。4月から本格的に田原の物理にお世話になろうと思っています。


田原の物理は、皆さんもおっしゃっていることですが、まず何のために物理を学習するのかを示してくれているので非常に学習意欲をかきたてられるし、入試問題を解くため(だけ)の学習ではないんだな、と思わせてくれます。学習は知識人としての素朴な好奇心が何よりの原動力ですよね。友人の成績より模試の結果よりなによりも・・・。


また、基本原理に基づいた解法体系を示してくれているのも受験生にとっては心強い。力学ならまず運動方程式、というようにまず何をすべきかが分かっているので試験本番もその通りやるだけですよね。また、上位大学(あくまで偏差値の話ですが)になるほど基本原理を大事にした学習が効いてくるらしいので、他の科目でも(出来る限り)基本原理、そしてそこから導かれる解法、という流れを大事にしたいと思います。


さらに、規則を見抜くことの大事さも実感しました。
無限の自然を理解するには規則でスッキリさせないと分かりづらいですよね。


ライブ講義「気柱の共鳴」に参加させてもらいました。ライブ講義初参加で、正直最初はためらわれました。初日はトラブルで入室できず、焦りました。チャットのやり取りとかもしたことがなかったので講義が始まるまでドキドキでした。しかし、いざ始まってみるとめちゃくちゃ楽しかったです。生講義の緊張感もそうですが、自分の意見も発表できるし、案外リラックスしていいんだな、と思いました。


ちなみに私は先生から指名された時、鉛筆で図をかく事ができなかったのですが、左側のほうの鉛筆マークをクリックすればいいんですよね。たぶん次は大丈夫です。


授業内容に関しては、たぶん入試で大事なのは前半部分だったと思うんです。でもそれだけじゃなくて実際の実験動画をみて先生ですら理解できない現象を考えたりする部分があって、正直分からないこともありましたが、また余裕があったら考えてみようと思います。


ちなみに外国人が外国語をしゃべりながら実験をしている動画を見て答えを考える、というところに私は感動しました。物理だけじゃなく英語(?)力も試されていますよね(?)


以上私の現時点での感想です。伝わりづらいところもあるかと思いますが、とにかく物理ネット予備校は魅力的ということです。
一年間宜しくお願いします。

「理解が速い=頭が良い」なのか?

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予備校で物理を10年以上教えてきて感じたことは、生徒には、いろいろな個性があるということです。


生徒は、様々な能力を持っています。


(1)理解が速い
(2)難しい内容を考えられる
(3)反復練習に耐えられる
(4)人の意見を柔軟に取り入れられる


すべてを兼ね備えている生徒はほとんどいません。
どれか1つでも強みがあれば、それを生かして学んでいくことができます。


高校の授業のペースについて行って、よい成績を取るためには、

(1)理解が速い

という能力が重要になります。


でも、実際には、

「理解は遅いけど、難しい内容を考えられる」

という人も、結構、たくさんいます。


そういう人は、高校の授業のペースについていくのが難しかったりして、あまり成績がよくなかったりしますが、浪人して、自分のペースで勉強し始めると、ぐんぐん伸びたりします。


僕の印象に残っているうちの一人で、O君という生徒がいました。


O君は、進学校に通っていましたが、正直、理解が遅い生徒でした。


高校3年生の物理のクラスで、僕が説明し終わると、

O君を除く全員が、「なるほど!」という顔をするのに、いつもO君だけ、「え?え?何が?何が?」というようになるのです。


授業の後、質問に来て、いろいろ説明すると、ようやく、

「そういうことなんですかーーー!」

と30分遅れで感動するということが、よくありました。


でも、彼にはすごい長所があって、授業で難しい内容を説明しても、30分遅れでちゃんと感動できるんです。


そして、そのことをしっかり覚えていて、次に話すときに、関連付けて考えることができていました。


高校時代は中位だったO君の成績は、浪人してからじわじわと伸び続けました。


他の生徒の成績が伸び止まっても、O君の成績はさらに伸び続け、結局、O君は京大医学部に合格しました。


過去に東大理三とか京大医学部とかに合格した生徒って、

(1)理解が速い
(2)難しい内容を考えられる
(3)反復練習に耐えられる
(4)人の意見を柔軟に取り入れられる

のすべての能力が高くて、親も東大出身だったりして、一を聞いて十を知る!みたいな生徒がほとんどだったんです。


でも、O君は全く違うタイプ。(1)の能力は高くなかったのですが、(2)-(4)の能力はありました。


存分に時間をかけて学べる環境が整ったことで、力を発揮できるようになり、合格することができたのだと思います。


高校の一斉授業では、「理解が速い=頭が良い」という評価がされやすいです。


しかし、動画講義など、自分で分かるまで繰り返し学べる環境があれば、理解が速いかどうかは、あまり問題になりません。


それよりも、興味を持ちづつけて納得するまで学び続けられるかどうかのほうが重要になります。


フィズヨビには、何回でも繰り返して学べる環境があります。学校ではうまく物理を学べなかった人は、ペースについていけなかっただけかもしれません。


自分の可能性を信じて、納得いくまで物理を学んでほしいです。



◆キャロルの時間モデル

学校での一斉講義の問題点は、生徒の理解速度のばらつきに対応するのが難しいという点にあると思います。


この問題を解決するためのヒントは、「キャロルの時間モデル」です。
心理学者のジョン・B・キャロルは、以下のように述べています。


「すべての学習者は、その人にとって必要とされる時間をかければ、すべての学習課題を達成できる」


キャロルは、学習における生徒の個人差は、到達できる難易度の差ではなく、学び終えるのに必要な時間の差であると考えたのです。


キャロルの時間モデルに基づけば、これまでは学力が高くないと見なされていた生徒であっても、十分な学習時間を与えることができれば、学習課題を達成できるということになります。


O君のように、逆に大きな成果を上げる生徒も出てくることでしょう。


しかし、どうやったら、教師の限られた労働力という制限のもとで、生徒に十分な学習時間を与えることができるのでしょうか?


それを可能にするのが、動画講義などの独学可能な教材です。


独学可能な教材は、教師がいなくても代わりに働いてくれる「分身」としての役割を果たすことができます。


そして、その「分身」の助けにより、効果的な「独学」ができるようになれば、それぞれの生徒が、学び終えるのに必要な学習時間を確保できるようになります。


フィズヨビの場合は、それに加えてQ&Aシステムもありますので、分からなくてつまづいても、それを解決して進むことができます。


フィズヨビのシステムは、学校教育のペースにうまくなじめなかった生徒の能力を引き出す可能性があるのです。

ネット予備校という新しい学校の形に感動!sibawancoさん

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私は高校でいわゆる落ちこぼれてしまい、それと同時に発達障害であることを知りました。


当時は進学校で急に環境が変わり、また、すべての教科について教科書通りの画一的なカリキュラム、人間関係などに翻弄され、気づくと2年次に留年。なんとか卒業させてもらえたような学力で高校を出ました。


それから発達障害という個性と向き合うため、しばし勉学とは離れた生活を送ってきました。


発達障害とのつきあい方が分かり、働きながらお金も貯めることができたので、今度はより発達障害について理解を深めたいと思い大学受験を目指しました。


理系大学を目指すということで、理科の受験科目はなににしようかと考えたとき、

「物理は独学は難しいが、理解できれば高い得点を取りやすい」

と聞きました。


今から一から勉強し直すのだからどの教科もスタート地点は同じ。
点数が取りやすいなら思い切って物理をやろう、などという安直な理由で物理の勉強方法を探していたところ、見つけたのが田原の物理です。


私は数学は少しずつ勉強していたので、まず、「微積で分かる物理」という言葉に少なからず興味が湧きました。少なくとも高校時代、物理を習ったときは微積で解くということはやらなかったと思います。


講義の中で、田原先生はいとも簡単に微積の考え方、そして力学への微積の使い方を説明なさっていて、感動しました。


高校時代、実験や自然現象には少なからず興味があった私から、たくさんの公式や実験器具、使い慣れない数学の考え方を用いた学問だという印象が、物理の勉強から落ちこぼれる一因でもありました。


しかし田原の物理では、これほど簡単にそして現象に忠実に理解することが、ほんの数時間の動画講義でできてしまうのです。自然現象や物理の明快さに気づかせていただきました。


と同時に、ネット予備校という新しい学校の形に感動しました。純粋に物理という学問に集中できる環境と、同じく物理を学ぶ人たちのコミュニティがここにあります。


ここなら時間的な制約も、学力的な制約もほとんどなく、どんな学力でも、社会人の方でも退職された方でも、それこそ、学校という環境にうまくなじめない人でも、当たり前のように自由に大学教養レベルまでの物理を学べます。


必要なのはある程度のスペックのパソコンとインターネット回線と、学びたいという気持ちだけです。


高校時代は、周りはできることが自分にはできない、そもそも能力がないんだと卑屈になっていましたが、田原先生はキャロルの時間モデルという概念を教えていただきました。


自分にあったペースで、何度も繰り返し動画を見ることで、少しずつですが物理を理解することができると実感しました。


一度、レールから外れた人間がふたたび何かをしたいとおもったとき、いろいろなハードルが立ちはだかるのが今の日本ですが、田原の物理は、そんな私を再び勉強の道に進む可能性と方法を
提示してくださいました。本当に感謝しております。


あとは勉強するだけです。すこしでもこのネット予備校を有意義につかって、物理を理解できるようにがんばります。


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いろいろな受講者の方といっしょに取り組んできて、僕自身にも、毎年、気づきがあります。

システムを使ってもらってこそ、どんな価値があるのかが分かってきます。

そして、その価値を理解すれば、それを長所として、さらに強めていくための改善ができます。

このようにして、一緒に発展していきたいと思います。

動画講義+倍速再生は、概念獲得のための最強ツール

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勉強の中でも、一番難しいのは「概念の獲得」なのではないかと思います。


特に、自分にとってなじみの薄い考え方について学ぶときには、時間がかかります。


なぜなら、1つの概念は、そこに連なる他の概念との関係性によって支えられているからです。


たとえば、10個の概念からなる体系があるとしますね。

10個の概念が、ネットワークを作っていて、それぞれが、それぞれの理解を支えているわけです。

これを0から学ぶ場合を考えてみましょう。

概念1について学び、
概念2について学び、

  ・
  ・
概念10について学び

というように順に定義を学んでも、まだ理解できません。


なぜなら、最初に概念1を学んだときには、他の9個の概念について知らなかったので、概念1について本当には理解できていなかったからです。


概念2について学んだときも、他の8個の概念について知らなかったので、本当には理解できていなかったはずです。


概念3、4・・についても同様です。


そこでどうするか?

再び概念1に戻って学びます。

今度は、前よりもだいぶ理解できます。

しかし、他の概念の理解がまだ弱いので、概念1の理解も完全ではありません。

概念2、概念3・・・と繰り返して学びます。


概念1から10までを、何回も反復して学ぶうちに、それらがつながりを持った全体として捉えられるようになってきます。

そして、全体の中の部分として、各概念を理解できるようになります。


このような理解に到達するためには、とにかく

「反復して学ぶ」

ということが、本質的に重要です。


しかし、通常の講義だと、授業ノートをもとにこの作業をやらなくてはなりません。


理解していない段階で取った授業ノートは、必ずしもポイントをきちんと書き取っているとは限らないため、復習したときに授業が再現されない危険性があります。


その点、動画講義なら、正確に同じ内容を反復してくれるので、反復学習による概念獲得にとても適しています。


これが、10年間、フィズヨビを続けてきて気が付いた動画講義のメリットです。


反復学習をするときには、倍速機能があると本当に便利です。


分かっているところは倍速で飛ばして、分かっていないところを速度を落としたり、繰り返したりすることによって、学習効率を飛躍的に上げることができます。


2倍速なら、倍速で飛ばしているところも頭に入ってきますので、内容を確認して、うなづきながら聞くことができます。


このやり方なら、同じ講義を10回くらい聞き直しても苦になりません。


動画講義+倍速再生


は、概念獲得型の勉強をサポートする強力なツールなのです。


このようにして、個別学習をして理解を深めたら、自分の理解を試す場に出ていって、どんどんアウトプットしましょう。


問題演習をしてもよいですし、友達に説明してもよいです。


フィズヨビでは、毎月、ライブ講義を行い、いっしょにアウトプットする場を作っています。


ここで、自分以外の受講者の考え方や、問題を解くスピード感などに触れることで、自分のやり方を振り返ったり、モチベーションを上げたりすることができると思います。


動画講義+倍速再生でインプットし、
ライブ講義でアウトプットする



というフィズヨビの学習スタイルは、このような考え方に基づいて行われているのです。


(参考)倍速再生機能があれば、長い動画講義でも飽きずに視聴できる理由を考えました。

「長い動画講義に耐えられない人が、小説を長時間読める理由」


倍速でかつピックアップしながら授業を受講するのが効果的!shiraさん

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昨日の記事「動画講義+倍速再生は、概念獲得のための最強ツール」では、倍速再生を利用して理解の速度に合わせながら講義を聞き、それを反復すると、なぜ、概念獲得がしやすくなるのかについて説明しました。

shiraさんは、まさにそれを実践しているようです。


---*---*---*---


田原先生、こんにちわ。
私は、社会人しながら医学部を目指しています。


当初は学士編入一本だったのですが、一般試験も今年受けました。
結果はついてはきませんでした。


全科目を参考書で学習するのには限界があると思います。


高校のときに物理の教室にいながら、全く物理の面白さが理解できませんでした。特に実験なんていうのは、実験道具で遊んでいたことくらいしか覚えていません。


改めて田原先生の授業で物理を聞いて学んでいると、あーそういうことだったんだと気づかされることがたくさんあります。


時間がなかなかとれない中で、PCの中で繰り広げられる講義は本当にありがたく、時間の合間をみつけて受講させてもらっています。


一番効果的だと思ったのは倍速でかつピックアップしながら授業を受講できることです。これは、ふつうの速度よりも集中力が増し、頭に入りやすくなる気がします。


もう何度も聞いているにも関わらず、あっそういうことだったんだということが多くて、問題を解いていたけれど、理解はしていないんだなと思うことも多いです。


さらに田原先生のライブ授業というものが特に臨場感もあって、理解度も増したように思います。なぜ自分がエラーを起こしたのかがそのライブによって共有できることがあって、「あっ同じように間違えてる、こういう間違えた考え方にはならないようにしよう」というようにより自分の考え方を客観的に評価できるようになりました。


去年の失敗をバネに、そして今年こそ田原先生にいい報告ができるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします。

無料夏期講習「単振動ゼミ」がスタート!

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物理が苦手な人が、どうやったら物理を得意になるのか?

どこからはじめたらよいのか?



この問いについて10年前から考え続けてきました。


夏休みを直前に控えたこの時期、「物理が苦手だ」と思っている人は、たくさんいると思います。


その多くは、物理を一生懸命勉強したのにも関わらず、「物理が苦手」なのです。

一生懸命勉強したのに物理が苦手だからこそ、悲しい思いをしているのです。



これは、何が原因なのでしょうか?

結論から言ってしまえば、勉強の仕方がよくないのです。



言い方を変えれば、才能や能力の問題ではなく、やり方が悪いのです。


物理の勉強の仕方を変えるとどうなるか?


実際、物理が苦手で、嫌いだった人の多くが、フィズヨビで物理を学び始めて、物理の勉強の仕方を公式暗記中心から180度転換した結果、


・物理が面白すぎて、どんどん次へ進みたくなる。
・物理の問題を見ながら、ニヤニヤしてしまう。
・勉強に疲れたら、ストレス解消に物理をやる。


という状況になっています。


これは、高校で普通に教わるやり方と、全く違うやり方で勉強した結果なのです。


僕は、特に奇をてらった教え方をしているわけではありません。


物理の本来の考え方に徹底的に沿った教え方をして、物理が本来持っている面白さを、真正面から伝えているだけです。


僕自身が「面白い!」と心の底から感じていることを、そのまま伝えて、

「どう?面白いでしょう?」

と、問いかけているだけです。


もちろん、効果的に伝わるような工夫をしています。

物理の面白さをちゃんと伝えられずに、「つまらないね。」なんて思われてしまったら、本当に悔しくて悔しくてたまらない思いをするので、真剣に伝えています。




さて、ここまで読んでいただいて、いかがでしょうか?

高校で普通に教わるやり方とは違うやり方というものを説明するために、僕に90分間の時間をいただけませんか?


高校物理の頻出テーマである「単振動」の講義をさせてください。


90分もらえれば、大学受験レベルの普通の問題であれば、すらすら解けるようにしてみせます。


あなたは、才能がないからできなかったのではなく、やり方が悪かったからできなかったのだということを90分間後には、自分で確認できると思います。



そして、解けるようになった後、次のことを考えてみてください。


・今まで物理の問題が解けなかった自分が、どうして解けたんだろうか?
・このやり方を続ければ、他の分野の問題も解けるようになるのだろうか?
・自分は、物理を勉強して楽しいと感じただろうか?


この3つのことに注意を払ってください。

できれば、紙に書き出してみてください。

そこに、あなたが物理をできるようになる重要な気づきがあると思います。




物理が苦手な人は、自信を失ってしまっていることが多いです。

やり方が違うだけなのに、自分自身に能力がないと思ってしまっているのです。

それを打ち破るために、とても有効なのは1つの成功体験です。


「単振動」をあなたの成功体験にしてください。

そして、それを足掛かりに、物理全体をマスターしてください。



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※7月16日までの限定公開です。

物理ができるようになる転機

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今まで物理ができなかった人ができるようになるとき、いったい何が起こるのでしょうか?

 
できない→できる

 
への不連続な変化の中で、一番重要なのは、行動が変わるきっかけです。
 

 
ずっと物理を勉強してきたのに、物理ができないという人は、何かを変えていく必要があります。
  

  
しかし、変化を恐れる本能が働いて、結果の出ない方法をやり続けてしまう人がたくさんいます。
  
  

どうやったら、今までの結果が出ないやり方をやめて、出来るようになるレールに乗ることができるのか?

 
 
僕は、「一点突破」が有効だと考えています。
 

 
1つのテーマに限定して、新しい方法をやってもらいます。
 

 
たった1つのテーマなので、自分にとって役に立たなくても大したことはありません。それっきり、やめればいいだけですから。
 

 
たった90分の講義を受けてみるだけです。
 
 

限定することによって、ハードルが下がり、「やってみよう」という気持ちが起こりやすくなると思います。

 
 
そして、僕は、この90分に全力を注ぎます。

 
 
ずっと物理が苦手だった人が、変化を起こすチャンスです。これを逃すと、その人は一生、物理を苦手なまま、物理の面白さを味わえないままかもしれません。
 


ですから、一番いいところを、この90分に詰め込みます。
 
  
そして、この1つのテーマについては、心の底から分かったという体験をしてもらいます。
 

 
これまでは、体験してもらったところで終わっていたのですが、教育についてずっと勉強してきて気が付いたことがあります。

 
 
それは、「行動変容は振り返りのときに起こる」ということです。

 
 
これまで、僕には、この視点が欠けていました。
 
 

1つのテーマについて「できた!」という体験をしたとき、
 
・今まではできなかったのに、今回はなぜできたのか?
・他のテーマについてもできるようになるためには、
 どうしたらよいのか?
 
ということを、振り返ります。

 
 
そして、自分の言葉でしっかりと言語化できたとき、物理ができるようになるための行動を始められるのだと思います。

 
 
そして、これから、夏休みが始まります。

 
 
夏休み前に、行動のベクトルを「できるようになる方向」へしっかり定めることができれば、これから物理の成績は、ぐんぐん伸びていきます。

 
 
あとから思い出したときに、「単振動ゼミ」が大きな転機になったと思ってもらえるようにしたいと思います。
 
 
 
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※7月16日までの限定公開です。

本日「単振動ゼミ」ライブ講義!

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いよいよ本日(7/16)、単振動ゼミのライブ講義を行います。

すでに100名以上の方が、申し込んでいます。

最終日に申し込む人がたくさんいますので、もっと増えると思います。

ライブ講義では、

・動画講義の内容の復習(みなさんに質問します)
・練習問題(解いてもらいます)
・シミュレーション動画で確認
・物理の勉強法についての振り返りセッション


ということを行います。


予習動画を見て、理解した人が、ライブ講義では活躍できます。

どんどんチャットボックスに書き込んでくださいね。


昨年、単振動ゼミを受講した方の感想を紹介しますね。

●すずめさん

「単振動ゼミ(1), (2)」の 動画講義で要点をつかんだため、自分でもできるという自信をもって予習をすることができました。

また, クイズ形式の質問があったりして楽しんで理解を深めることができました。シュミレーションや身振りを交えての説明もあり、教室で実際に受けているような気持ちで講義に参加することができました。
ありがとうございました。

●yofeyさん

田原先生、お疲れ様でした!楽しかったです!

ライブ講義への参加は二回目でしたが、やはりいいものですね。
その場で分からないことが質問できる点が本当にいい。

普通の授業中に「よくわからないな・・・」と思っても、手を挙げて質問なんてできませんもんね。

ライブ講義なら分からなかったらすぐ質問できますし、田原先生もそれに真剣に答えて下さる。しかもその質問に対して、他の50人以上の受講者の人が一緒に考えてくれる。

それって質問した人自身だけじゃなくて、他の受講者の為にもなるのではないでしょうか。(特に物理では)

物理教育において、田原先生がされてることは本当に素晴らしいことだと思います。もっともっとこういう新しい授業の形が広まったらいいですよね。

何だか偉そうなことも書いてしまってすみません。教育に興味があるのでつい・・・。

今日はありがとうございました!次回も楽しみにしております。


●muttaさん

単振動ゼミ充実しました!

皆さんと一緒に勉強している感じでとても熱い授業でした。
今後の勉強に生かしていきたいと思います。

あえていわせていただくなら、ホワイトボードの板書に書いてノートに写しきれなかったのは残念でした。

次回はまた期待しています。
本日はありがとうございました。


●風雅さん

今回初めてライブ講義に参加して、皆さんのレベルの高さに驚き、「負けてられないな。」と、心の中で思うことができたり、単振動は授業で習った時には、とにかく先生の言っていることからわからない、という悲惨な状況でしたが、この講義に参加して、「なんかできそうかも。」と思うことができとってもよかったです。

あとチャットになかなか参加することができず、(打つのが遅い&2つのことを同時にできないw) 参加できてる人たちが、とってもうらやましかったので、次回参加できる機会があれば、チャットもがんばってみようと思いますw。


●yamaraaaさん

単振動ゼミを2回(普通にノートとりながら1回、当日に1回)みたので、単振動ゼミは99パーセント理解した状態でライブに望みましたが、正直、勉強面での学習はなかったと思います。

というのも、やっていることが単振動ゼミの復習内容だったからです。
(つまり、単振動ゼミが完璧すぎたということです。)

しかし、ライブではコメントで意見を共有しながら進めたので、とても楽しい時間でした。

今の自分は単振動にかなりの自信があります。ほんとうにありがとうございました。

●hasegawaさん

まずはじめに、
とっても有意義で楽しかったです!!

いつも一人で勉強していたので、生の田原先生が画面の向こうでじぶんのコメントに反応してもらえるのがとても新鮮でした。

他の生徒の皆さんの年代やレベルも偏りがなくて、みんながみんな勉強を楽しんでいて本当に有意義な時間がすごせました、高校生の時期にこんな楽しい学びを体験できて本当に感謝しています!!

これからもゼミやライブ講義を是非参加したいです!

ありがとうございました!

●akaさん

単振動ゼミの問題よりも少し難しい問題だったので講義で聞けてよかったです

こうやってみんなで授業するのはとてもいいと思いました

なのでこれからも定期的にやってくれると嬉しいです


他にも前回の感想がたくさんあります。

ぜひ、読んでみてください。

http://ameblo.jp/tahara-phys/entry-11591051065.html

http://ameblo.jp/tahara-phys/entry-11592637182.html


今日も、昨年の盛り上がりを超える「熱いライブ講義」にしたいと思います。

皆さんも、ぜひこの「祭り」に参加してください。

あなたの「学びたいという心」にきっと灯がともると思います。


無料夏期講習「単振動ゼミ」はこちら


※本日(7月16日)までの限定公開です。

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