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Channel: 究極の物理勉強法~たとえ話と微積分で高校物理が楽しくなる
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「単振動ゼミ」は本日最終日!22:00からライブ講義!

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田原です。
こんにちは。

単振動ゼミの無料公開は、本日24時までで終了です。

ダウンロードしていただいたThinkBoard講義も24時以降は見ることができなくなります。

ライブ講義の前までに、

(1)単振動ゼミを受けて、解法を理解する。
(2)講義で扱う問題を自力で解いてみる。

というところまでやっていただくと、ライブ講義がより一層楽しめると思います。


昨日は、講義に向けて、解答プリントとシミュレーション動画を作りました。

シミュレーションを作ると、問題設定をちゃんと再現するために、いろいろな工夫をしなくてはなりません。

鉛直方向の単振動は、実際に作ろうと思うと、問題の図のようではうまくいきません。
板が左右に揺れてしまい、上に乗せているおもりもが板から落ちてしまいます。

それで、鉛直に立てたシリンダーの中に板をぴったりはめて、鉛直方向にしか動けないようにして単振動させるようにしました。

でも、振動させてみると振幅がだんだんと小さくなってきてしまいました。

シリンダーと板との間に摩擦力が働いてしまっていたのです。

摩擦を0に設定して、上におもりを乗せると、今度は、おもりが左右にぐらぐらと動いてしまったので、おもりも板の大きさと同じにしてシリンダーにぴったりと
はめました。

これを、つりあいの位置に静止させるのが一苦労です。

適当な位置で動かすと、小さな振幅で動いてしまうので、その振動の中心をマークして、その位置において静かに離すという作業を繰り返して、

「まぁー、こんなものでいいかな」

というレベルの小さな振幅の単振動にして、それを、「静止」と呼ぶことにしました。

できあがったシミュレーションは、こんな感じです。

$究極の物理勉強法~たとえ話と微積分で高校物理が楽しくなる

※画像だけです。動画は、講義で見せますね!


こういう作業そのものが、実際には、とても勉強になるので、本当は、僕じゃなくて、みなさんにやってほしいですね。

そんな感じで、いろいろと工夫した装置を使って、問題を再現したシミュレーション動画は、講義の最後にみなさんにお見せします。

理論的にすべてを納得した後に、映像を見ると、理解がぐーーんと深まると思います。



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