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Channel: 究極の物理勉強法~たとえ話と微積分で高校物理が楽しくなる
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難関大対策のライブ講義まであと3日

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田原です。
こんにちは。

1月28日の22時から難関大物理徹底対策講座のライブ講義を行います。

この講座は、これまでお知らせしているように、

「実力を得点に反映させるスキル」

を身につけるための講座です。

そもそも、どうしてこの講座を作ったか?

それには、予備校での経験が元になっています。


僕は、某難関大のオープン模試の作成に長年関わっています。

そこでは、平均点が20点程度になるような問題を作っています。

模試を受けた生徒から話を聞くと、授業中の様子や、質問の内容から感じる実力と模試の結果との間に、大きな開きがあるんです。


「彼なら、あと20点くらい点数が取れていてもいいんじゃないのか?」

「彼女の実力なら、この点数ってことはないだろう!」



などと感じるわけです。

それで、どうしてそういうことが起こっているのかを、生徒に詳しく聞いて、分析してみたんです。

すると、典型的な回答としては、

「家に帰って復習したら解ける問題だったなーと思うんですけど、模試のときは焦ってしまって・・・

 電磁気学は苦手だから、力学で点数を取ろうと思っていたら、気がついたら50分たっていて・・・

 時間がないから焦って、波動を急いで解いて、そしたら、電磁気を解く時間がなくなっていて・・・

 力学も(2)で単純ミスをしていて、それが、連鎖してしまって・・・」

というようなことが起こっていて、自宅で落ち着いて解けば解ける問題も落としてしまっているのです。

みなさんは、これと同じような経験をしたことはありませんか?

せっかく実力がついてきても、本番でその実力を点数にすることができなければ、目標である「合格」が勝ち取れません。

そこで、どうやったらこの問題を解決して、点数が取れるようになるのかを考え始めたのです。

そのときに、「模試の出題者」という立場がとても役立ちました。

自分が問題を作っているので、出題者の意図が手に取るように分かるのです。

難関大の入試問題というのは、

・基本的な問題
・差をつけるための問題
・大学の権威を示すための問題(解けなくてもよい)

というものを配置し、難易度傾斜がついて、できる生徒とできない生徒との間に、点数の差がつくように作っているのです。

それを踏まえると、どのような戦略を取ればよいのか?

予備校の教務の方に頼んで、イベント授業を行いました。

(1)最初に自由に解いてもらう。

(2)問題の難易度を分析し、「解くべきだった問題」がどれかを示す。

(3)単純ミスを減らすための工夫を伝える。

(4)難しい問題から「得点をもぎ取る方法」を教える。

というようなことをやった結果、得点を取る力が大幅に改善しました。

そして、何よりも、それまでは難しい問題が出たらどうしよう・・・と怖れていたのが、落ち着いて問題に挑めるようになったのも大きいようでした。


この講座は、実力がない人が点数を取れるようになる講座ではありません。

実力があるのに、点数が取れないという悩みを解決する講座です。


予備校のイベント講義でも、フィズヨビでもこれまでに開講してきて、確実に成果を上げています。


今年は、さらにスキルの定着度を上げるためにライブ講義を追加します。

そこで、時間配分の仕方や、捨て問題の見分け方など、皆さんからの様々な疑問に回答します。

スキルアップ講座は1日で終えることができますので、28日のライブ講義の前に終わらせておいて下さいね。


難関大徹底対策講座


(追)

難関大対策講座のライブ講義に向けて、準備をしています。

・入試問題を見て、解く問題と解かない問題の判別を5分でする練習
・計算した結果を、すばやく評価して、妥当な解かどうかを見分ける練習

などを、ライブ講義でやれればいいかなと思っています。

スキルアップ講座で話していることを、頭で理解するだけではなくて、実際に自分で使ってみる機会があると、実践で使えるようになります。

気合入れて準備しますよ!

難関大徹底対策講座



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