物理を勉強していると、「意味がわかんない」という状況になりやすいと思います。
これは、
・公式が何を表しているのか分からない。
・なぜ、その公式を使うのか分からない。
・なぜ、その公式から、そのような変形をしなくちゃいけないのか分からない。
といった状況なのではないでしょうか。
意味も分からずに、問題集の解答と同じことをやって答が出たとしても、自分が物理を理解しているとは思えないので、楽しくないですよね。
それに対して、意味が分かるというのはどういうことかというと、
・公式が何を表しているのかが分かる。
・なぜ、その公式を使うのかが分かる。
・なぜ、その公式から、そのような変形をしなくちゃいけないのかが分かる。
という状況なわけです。
どうしたら、このような気持ちのよい状況になるのでしょうか。
僕は、まず、ストーリーの理解が根本にあると思います。
物理とは、そもそも何を目指しているのかというストーリーです。
だから、僕は、最初の授業でこの話をするわけです。
物理というのは、根本原理を見つけ、その根本原理だけからすべての現象を
導き、
「結局、世界は、こんなものだ!」
と、根本原理から展開する法則体系を眺めながら理解したいというものなのです。
だから、問題を解くときも、そのストーリーに沿って解くわけですね。
具体的に問題を解く作業と、物理学のストーリーとがシンクロすると、問題を解き終わったときに、深い理解と大きな達成感を得ることができます。
このとき、物理が好きになり、物理をやるのが楽しくなり、結果として、成績も伸びていくでしょう。
ストーリーを見失ってしまった人は、基本編力学の最初の講義を見直して下さいね。
無料でも公開しています。→ 物理のストーリー
ぱみゅぱみゅさんも、意味が分かるようになって、物理が楽しくなり、それが合格へとつながりました。
■東京海洋大学、海洋工学部、海洋電子機械工学科に合格!ぱみゅぱみゅさん
東京海洋大学、海洋工学部、海洋電子機械工学科に合格しました!
もともと私は物理という教科に対して、勉強している分には楽しいけれど、いざ問題を解くということになると全くダメで、好きなのに苦手というやりきれない思いを持っていました。
高校物理の範囲は一通り勉強を済ませているため、問題を解く練習が足りないから成績が伸びないと思い、問題集をひたすら解いているのにそれでも成績が伸びないという迷宮にはいってしまっていた私は、夏、フィズヨビと出会いました。
なんかうさんくさいなー、というのが第一印象でした。しかし成績を伸ばせる可能性あらばと無料講義を受けてみた後に、
「おおお??なんだこれ?!なんか変なことやって解いてるけどその通りだ!!」
となったのは今でも覚えています。
作業をこなすだけだった単振動の解法に、まるで生命が吹き込まれていくように意味付けされてゆくのは、物理なんてつまんないと思い始めていた私を初心に帰し、楽しんで勉強させてくれるものでした。
正直なところ微積分での物理の解法は私にとって馴染みが無く、ついていけるか不安でしたが、田原先生が講義の中で小出しにする例はとても楽しくわかりやすいという、見事にツボにはまっていて、フィズヨビとの出会いは天啓ともいえるものでした。
それからは今までの作業としての解法にどんどん意味がついてゆき、「なぜ」この解法で、この条件が必要で、といったことがスイスイと頭に入るようになり成績も伸びました。
メールマガジンの言葉に助けられたのも覚えています。センター1ヶ月前のマッハの話は、不安になっていた時期の励みになったのを覚えています。ほかにも、田原先生が今までの思いを変え、「受験は戦略だ」と教えてくれたことも今の合格につながっていると思います。
フィズヨビは私の中で、物理学だけでなく、いろいろな学問を見る目を変え、学問に対し興味を抱くチャンスを増やしてくれたものでした。
田原 先生、ありがとうございました!!
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マッハの話が、励みになったというのは、まったく予想外でした。
意味が分かり、ストーリー化すると、頭にすいすい入ってくるんです。
人間の頭は、「物語」として理解するのが得意なんだと思います。
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東京海洋大学、海洋工学部、海洋電子機械工学科に合格!ぱみゅぱみゅさん
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