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Channel: 究極の物理勉強法~たとえ話と微積分で高校物理が楽しくなる
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慶應義塾大学学問3に合格!trfc_110さん

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さて、今日の話題は、「目標の果たす役割」です。


受験生は、第一志望の大学を目標にして勉強をすると思います。


目標があるからこそ、毎日、努力することができ、その結果として、勉強の面白さに気づいたり、実力がついたりしていきます。


これこそが、「目標の果たす役割」で、その役割は、入試が終わると役割を終えて消滅するようなものだと思います。


第一志望に合格できれば目標が達成され、不合格なら達成できなかったと言うようなものではなく、入試直前まで自分を引き上げてくれる役割を果たしてくれたら、その目標は役割を果たしてくれたと考えるべきなのではないかと思います。


そして、自分に確かな手応えが残っていれば、たとえ大学入試という運に大きく左右される試験で不合格になったとしても、そのときは、残念だったり、悔しかったりしても、手に入れた実力を支えにして、次のステップに進めるのではないかと思います。


東大理一を第一志望にして取り組んできたtrfc_110さんは、東大に不合格になりましたが、慶應義塾大学でがんばろうと決めたそうです。



■慶應義塾大学学問3に合格!trfc_110さん


慶應義塾大学に進学します!

私は一浪して、東京大学理科一類を目指していましたが、落ちたため滑り止めで合格していた慶應義塾大学に入学することになりました。

正直最初はあまり行きたくなかったのですが、今では気持ちを整理できて慶應義塾大学で頑張ろうという気持ちでいっぱいです。


東京大学には落ちてしまったのですが、物理(理科)に限って言えば60点満点中49点(因みに化学も60点満点中40点)だったので、理科に関してだけは大満足しています。私は他に慶應義塾大学学問3以外にも二つの大学を受験しました。一つは早稲田大学で不合格でした。もう一つは後期試験の九州大学理学部化学科、合格でした。


私が私立の試験を受けた直後の感想は早稲田の方が慶應よりもかなりできたと思いました。しかし、結果はその反対で大学試験の難しさを痛感しました。あと、私からのささやかなアドバイスですが、浪人した人は黒髪で受けた方がいいです。(笑)


私は父から田原の物理を紹介してもらい、多少反発しながらも(笑)無料講習を見て、衝撃を受けたのを覚えています。恥ずかしながら、当時の私の物理の実力は校内で真ん中ぐらいでした。しかし数学(もちろん微分積分も)が得意だったので、私に田原の物理が合っていたのだとおもいます。


高校三年生の二学期の後半のときに基礎編を一通り受講し終えて知識がまとまっていくのを感じました。二回三回と受講するうちにコツがわっかっていきセンターでは96点を取ることができましたが、東大の二次試験ではぼろぼろでした。


一浪することになって、応用編を一通り受講してから物理の真理を理解することができたような気がしたのを覚えています。センターでは90点を取ることができ、二次試験は上記のとおりです。私の物理の能力が飛躍的に伸びたのも田原の物理のおかげだと考えています。


田原の物理を受講して特に感動したのは次の4つです。


・v-tグラフで計算量が減り、ミスも減りました。

それまで、グラフを書くという概念のなかった私は無理にでもグラフを使おうとしてたようなきがします。浪人友達から二物体の問題をグラフで解いたときは驚かれて鼻が高かったです。(笑)

・公式を覚えなくても微分積分さえすれば式を導出することができる。

これは単振動などの力学だけでなく、電気・電磁分野にも力学分野の適応をするだけでいいので、覚える量が格段に減りました。


・二物体の問題が得意になる。

 応用編の二物体公式は必見。すごすぎます。ここでは敢えて詳細を伏せます。

・facebookでのイベントに参加できて楽しいです。

 普段はthinkboardで田原先生の声しか聞けませんが、イベントではまるで本当の授業みたいに接することができてよかったです。また、普段私は先生に直接質問したりしないのですが、早稲田に落ちたときに同大学OBの田原先生に質問したところ、すぐに返信をもらえてうれしかったですし、おみおみさんの名門の森の田原式の解説にも助かりました。


ラグビー部からの東大合格にはなりませんでしたが、一年浪人して物理だけでなく各教科の弱点もなくし大学に行けることをうれしく思います。それも田原の物理のおかげです。ありがとうございました。

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これまでに何回か書いていますが、理科系の場合、

・大学は基礎の勉強(インプットの場)
・大学院は研究(アウトプットの場)

です。

勉強は、図書館さえあれば、どこの大学でもできます。

ほんとうに自分次第です。

環境が本当の意味で重要になってくるのは大学院です。

大学でしっかり実力を身につけて、自分がやりたいことがやれる環境を4年後に手に入れてください。

「4年後に自分のやりたいことができるような環境を手に入れる」

という目標が、4年間の大学生活で自分の力を引き上げてくれると思います。


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