私は現在薬剤師として病院勤務しています。働きながら医学部編入試験、一般試験の勉強をしなければならないため、時間の制約があり、効率の良い勉強が必要です。
田原の物理に出会うまでは某大手予備校のネット授業を選択していましたが(今年度で終了だそうです)なかなか得た知識を応用して難しい問題を解くことはできないでいました。しかし、田原の物理を見つけ、毎日仕事終わりに復習を繰り返すことで、今では難関大学の問題も解けるようになってきました。
ただ、1回見ただけではなかなか身に付きません。この講座の良いところは、前述の大手予備校のネット配信授業は期間の制限があるのに対して、田原の物理は1年間何度でも繰り返し見ることができます。ダウンロードすることでネットのつながらない環境でもノートパソコンを使ってみることができるので、ノートパソコンとノート、鉛筆があればどこでも授業を受けることができます。ここが最大の利点です。
また、田原の物理を完全に脳にインプットするためにおすすめしたいのが、エッセンスなどの簡単な問題集を田原先生の問題の解き方で2~3周することです。特に名問題集として世間で売れている物理のエッセンスの電磁気編は、付属の解答方法では非常に解きづらかったです。田原の物理で電磁気編をマスターしてから2~3周するだけで、医学部編入試験、センターレベルは本当に簡単に思うほどになりました。
このように一度田原の物理の授業を受けた後に市販の問題集を異なる視点から解答することで、微積がいかに簡単に高校物理を解くことができるか、ということを体験できました。
本年度は残念ながらまだ結果は出ておりませんが、今後もこの田原の物理を継続し、物理を得点源としていきたいと思っています。
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物理のエッセンスでは、コンデンサを含む電気回路を、
・電圧Vを未知数としておき、電荷保存則で解く解法
を使っています。
それに対して、僕は、
・電荷Qを未知数としておき、回路方程式を立てて解く解法
を使っています。
コンデンサが複数あるとき、エッセンスの解法が早い場合もあります。
でも、僕が大事にしているのは、運動方程式と回路方程式との対応関係で、どちらも同じ微分方程式であり、力学の知識を回路にも適応できるという部分です。
それにより、力学と回路の両方の理解がより深まるわけです。
計算を簡単にし、かつ、イメージを得られるように、「比と和」を使って計算するようにしています。
このように、解法がかなり違うので、エッセンスの問題で練習するときには自分で考えて解かなくてはなりません。それが、勉強になるんですね。
エッセンスで扱っている問題の選択は非常によいので、よい練習になると思います。
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薬剤師をやりながら医学部受験をめざすkazukiさんの勉強の工夫
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