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Channel: 究極の物理勉強法~たとえ話と微積分で高校物理が楽しくなる
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対話と学びの関係

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フィズヨビの田原です♪
 
ここ数年、僕が取り組んできたのは、

対話と学びの関係
 

今までの勉強って、一人で頭に詰め込んでいくというイメージ
だったと思うんですよね。
 

うまく詰め込めない自分の能力不足を嘆いたり、
詰め込む努力をできない自分を責めてしまったり、
 

そういう場面に出くわすたびに、
なんかおかしいんじゃないのって思うようになりました。
 

学びって、もっと本能的なものだし、
もっと楽しくて、らくちんなものなんじゃないのって思っているんです。
 

無理しているということは、
どこかが自然の摂理からずれているということ。
 

対話というのは、
違う考えの人と話すときに、
自分の考えをいったん保留して、
相手の世界を受け取ってみること。
 

これが、なかなか難しいけど、
できるようになると自分の世界が和集合的に広がっていきます。
 

物事には、いろんな側面があり、
前から見るのと後ろから見るのと横から見るのとでは、
違った風に見えることが理解できるようになり、
二項対立を乗り越えて統合できるようになってきます。
 

思考を2次元から3次元へと飛躍できるように
なっていきます。
 

そして3次元のイメージを共有したときに、
一人じゃこのイメージを得ることはできなかったよなぁーと思って、
違う意見を持っていた相手に、お互いが感謝するわけです。
 

こうやって、
いろいろな人の考えを取り入れながら、
より高次の理解が生まれてくるのが、
対話を通した豊かな学びです。
 

物理の学び場に、
社会人が入ってくると、
人の考えから学ぶという在り方を、
見本として示してくれたりします。
 

分からないときに、
どのような反応が起こるのかは人それぞれ。
 

様々なパターンが起こったときに、
自分以外のパターンを見ることで、
自分のパターンに気付くことができ、
そこから抜け出すことができます。
 

学びというものは、
問題が解けるかどうかという単純なものではなく、
もっと有機的で、個人的で、生命的なものです。
 

今まで生きてくる中で作り上げてきた思考のネットワークは、
本当に人それぞれなので、
そのネットワークを組み替えて、
複雑化していくプロセスも、
人それぞれなのです。
 

その人が、
自分の思考ネットワークを変化させたいと思ったときに、
その変化が起こります。
 

そのために必要なのは、
自分を振り返って気づくこと。
 

そこに「強制」が働かないこと。
 

だから、場を安心安全にすることが必要なのです。
 

7月に行うフィズヨビ講習会(第2期)は、
そんな場になると思います。

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