田原です。
こんにちは。
ネット予備校を始めてから、もうちょっとで10年目に突入です。
振り返れば、10年間があっという間だったように感じています。
最初は、「予備校の講義をネットでも受けられるようにしよう」と思って普段やっている講義をThinkBoardで作るところからはじめました。
リアルの講義が一番よいもので、それに近づけようと思っていたんですね。
でも、実際にやってみると、リアルの講義をThinkBoard講義が超えている点もたくさん見つかってきました。
その1つは、前回の記事で書いたように、何度でも繰り返し聴けることで、それぞれが理解に必要な分だけ時間をかけて学べることです。
もう1つ、重要なポイントがあります。
それは、「自分に適切な負荷をかけるように自分で調整できる」ということです。
理解しているところは、2倍速で聞き、速いスピードについていくことで、負荷を高めます。
分からないところは、等速にして、繰り返し聴くことで適切な負荷を与えます。
そして、例題演習などでは、
「ここから先は、自力でできる!」
と思ったら、一時停止して、ノートにやってみて、解法を習得しているかどうかを確認することができます。
自分で自分に与える負荷を調整することができるんです。
これは、とても重要なポイントだと思います。
他にも、Q&Aやphys-wikiや、反転授業スタイルのライブ講義など、リアルの講義ではできないことがたくさん見つかってきました。
この10年間で、「ネットで学ぶ」ときに何ができるのか、いろいろと分かってきました。
そして、まだまだ進化できるということも分かってきました。
現在、もう一段階、進化するために力を蓄えているところです。
期待してくださいね。
↧
自分で自分に適切な負荷を与える
↧